
バルセロナでレンタル自転車Limeに乗った。
結論から言う。
めちゃくちゃ便利。
弾丸旅行なら、かなり強い。
地下鉄でもない。
タクシーでもない。
徒歩でもない。
Limeは、バルセロナの街を自分のペースでワープする道具である。
初日、調子に乗ってサグラダまで夜サイクリングした

バルセロナに着いてすぐ、私は思った。
「夜のサグラダ・ファミリア、見に行けるんちゃう?」
普通なら、ホテルに荷物置いて、疲れて、明日にする。
でもLimeがある。
アプリを開く。
近くの自転車を探す。
QRコードを読む。
はい、出発。
この瞬間がかなり良い。
知らん街で、自分の足が急に強化される。
しかも電動なので全く疲れない!
徒歩なら遠い。
地下鉄なら駅まで行くのが面倒。
タクシーは大げさ。
でもLimeなら、今いる場所からそのまま走り出せる。
4.8km、1時間2分、21.11€

結果。オーマイガッと叫びそうになる、
4.8km / 1時間02分16秒 / 21.11€
高い。
高いけど、これは単なる移動代ではない。
夜のバルセロナを走って、エイシャンプラを抜けて、サグラダまで行く。
その途中の空気、道、建物、街灯、人の少なさ。
これはもう、移動というよりアトラクションである。
しかもアプリに、
「第1位の達成、おめでとうございます」
みたいなことまで言われた。
いらん称号ではある。
でも、ちょっとおもろい。
バルセロナ初日に、なにかの1位を取った女。
意味は分からん。
でも旅としては強い。
でも待て。Limeには「Lime Prime」がある
この夜、私は今後の人生について考えた。
「このまま乗ったら破産する」
そこで入ったのが、Lime Prime。
Lime Primeは、Limeの月額プラン。
ざっくり言うと、
月5.99€で、20分以内の料金一律2.85€にしてくれるやつ
である。
つまり、Lime Primeに入ると、
Limeが“毎回高い罰金”から、“使える移動ツール”に変わる。
2.85€も円安で確かに高い。約500円である。
しかし、ヨーロッパの地下鉄は広い。地下まで行って、電車を待って、また地上に上がる。
スリリスクも増える。しかも乗り間違いもかなり多いだろう。
バルセロナに1週間ほどいれるなら正直地下鉄パスがいいと思うが、
2日の弾丸旅では時間を金で買いたい。
Limeの良さは「点と点をつなげる」ところ
バルセロナ観光は、地味に目的地同士が離れている。
サグラダ・ファミリア。
サン・パウ病院。
カサ・ミラ。
グラシア。
市場。
旧市街。
歩けなくはない。
でも全部歩くと、足が死ぬ。
地下鉄でも行ける。
でも駅まで歩いて、乗って、降りて、また歩く。
そこでLime。
目的地の近くから、次の目的地の近くまで行ける。
特にグエル公園まで自転車は強かった。
グエル公園はちょっとした山の上にあるが、これが電動自転車だとスルスル登れる。
これが強い。
「あと20分歩くのだるい」
「でもタクシー呼ぶ距離でもない」
「地下鉄乗るほどでもない」
この中途半端な距離を、Limeが全部回収してくれる。
エイシャンプラはLime天国
特にエイシャンプラはLime向き。
道が碁盤の目。
自転車レーンもかなり整備されている。
車道の横にちゃんと走る場所がある。
なので、慣れるとかなり快適。

バルセロナの街を、地図の上でスーッと動いている感じになる。
これが気持ちいい。
徒歩だと「暑い、遠い、足痛い」。
地下鉄だと「地下に潜る、景色が消える」。
Limeだと、街を見ながら移動できる。
ここが一番の価値。
碁盤の目。でも45度傾いてる
ただし、バルセロナの地図はちょっと変。
エイシャンプラは碁盤の目で分かりやすい。
でも、その碁盤が45度くらい傾いている。
だから地図では簡単そうなのに、現地では一瞬バグる。
「北どっち?」
「サグラダあっち?」
「この道、合ってる?」
となる。
でも逆に言うと、曲がる回数は少ない。
大きく迷う感じではない。
3つ目の信号を左にいって2つ目の信号、みたいに覚えておけば大丈夫。
慣れると、かなり走りやすい。
だいたい1ブロック歩けばLimeがある
バルセロナ中心部では、Limeはかなり見つけやすい。
日本でアプリを入れておくと、日本では日本の地図が出る。
でも現地で開けば、ちゃんとバルセロナの地図になる。
すると、周辺のLimeがすぐ出てくる。
体感では、中心部ならだいたい1ブロック歩けば自転車がある。
これがでかい。
「探す時間」が少ない。
だから本当に、思いついた瞬間に移動できる。
また、10分間予約ができるので、向かった先で先越されたとかもない。

返す場所もだいたい近くにある
Limeは乗るだけでなく、返す場所も大事。
バルセロナでは、適当に道端に置けばいいわけではなく、アプリ上の駐車ポイントに返す。
でも中心部なら、返却ポイントもかなり多い。
目的地のすぐ前に返せないことはある。
でも、だいたい1ブロック内にはある。
つまり、
目的地の近くまでワープして、最後だけ歩く
という使い方ができる。
これが観光ではかなり強い。
画像でも、🅟マークの場所が全て駐輪場!めちゃ整備されている。


返却写真はちゃんと撮る
返却時は、アプリで写真を撮る。
これは雑にやらないほうがいい。
歩行者の邪魔になっていない
指定エリア内にある
車体全体が写っている
この3つが分かるように撮る。
最後の写真だけはちゃんと撮る。
というか、撮らないと終わらせてくれない。
写真判定はAIなのか1秒もかからない。


それでも激安ではない。でも価値はある
ここは正直に言う。
Lime Primeに入っても、地下鉄より安くなるわけではない。
安さだけなら地下鉄。
もっと安いのは徒歩。
でも、弾丸旅行で大事なのはそこだけではない。
疲労を減らす。
移動時間を減らす。
思いついた場所にすぐ行く。
街を見ながら移動する。
この価値がある。
Limeは節約術ではない。
限られた滞在時間を増やす課金アイテムである。
バルセロナでLimeが向いている人
Limeが向いているのはこういう人。
- 滞在日数が短い
- サグラダ周辺とエイシャンプラを回る
- 1日に何か所も行きたい
- 地下鉄の乗り換えが面倒
- 街を見ながら移動したい
- 多少高くても時間を優先したい
特に弾丸旅行なら、Limeはかなり相性がいい。
「もう1か所行けるかも」が本当に発生する。
この“もう1か所”が、旅ではでかい。
逆に向いてない人
逆に、こういう人には向かない。
- 節約最優先
- 自転車が苦手
- 海外の車道が怖い
- スマホ地図を見ながら動くのが苦手
- 交通ルール確認が面倒
この場合は、地下鉄と徒歩でいい。
Limeは便利だが、誰にでも万能ではない。
結論:バルセロナのLimeは、乗る価値あり
バルセロナでLimeはかなり良かった。
高い。
でも便利。
そして楽しい。
特にエイシャンプラは自転車レーンが整っていて、街の構造も分かりやすい。
サグラダ方面へも行きやすい。
地下鉄だと点から点。
徒歩だと遅い。
タクシーだと味気ない。
Limeはその中間。
バルセロナの街を、景色ごと移動できる。
初日に21.11€飛ばしたのは反省している。
でも、後悔はしていない。
夜のサグラダまで、自分で走って行った。
これは普通に記憶に残る。
バルセロナでLimeに乗るなら、こう考えたらいい。
安く移動するためではない。
旅の密度を上げるために乗る。
弾丸旅行なら、かなりあり。
むしろ、使える人は使ったほうがいい。














